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13日で事件発覚から1週間。両県警の合同捜査本部はこれまで、平岡さんの学生寮までの帰路が山道を抜ける直線的なルートだったとみて捜査していたが、別ルートの可能性も視野に入れ、足取りの解明を急いでいる。
これまでの捜査で、平岡さんの交友関係で事件との関連性は浮かび上がっていない。合同捜査本部は行きずりの犯行との見方を強め、ホラー映画を借りた客に不審な人物がいないかを調べるなど、不審者の割り出しを急いでいる。
遺体発見前に取材に応じた平岡さんの母親によると、9月下旬に島根県浜田市を訪れた際、昼でも人通りの少ない帰り道を心配し、「早く帰られる仕事にしたら」と助言。これに対し平岡さんは「ちょっと気味悪いけど、大丈夫だから」と答えたという。
ところが、バイト先で一緒に帰ることが多かった学生寮の女子学生が「道が暗くて怖い」という理由で店を辞めると、平岡さんも辞めることを決意。10月中 旬、駅前にあり、県立大へ向かうバス乗り場近くの居酒屋の面接を受け、失踪した日の3日後にあたる10月29日から働くことが決まっていた。
一方、失踪した10月26日日午後9時半ごろ、学生寮の方向とは違う国道9号沿いの神社前の歩道で、警備員が平岡さんに似た女性を目撃。警備員は「1人で、急ぎ足でもゆっくりでもなく、普通に歩いていった」と、不自然な様子は感じなかったと証言した。
国道9号はこの先で、駅前のバス乗り場につながる県道と分かれるが、分岐点より先の国道9号沿いにいた警備員の同僚数人は、平岡さんに似た女性を目撃していなかった。また、市内のタクシー会社にも、平岡さんらしき女性を乗せた記録はなかったという。
合同捜査本部は、平岡さんがバイト先を変えるほど山道に不安を抱き、実際にバス乗り場へ向かう道で目撃情報が出ていることから、山道を抜ける直線ルートだ けでなく、周辺や国道9号沿いの聞き込みも強化。店舗から「失踪した26日から1週間程度」を録画した防犯カメラの映像の提出を受け、平岡さんや不審者が 映っていないか解析を進めている。